ハイムひまわり放火焼死事件秘話 Ⅱ – 聖音会の陰謀を暗示する14の事実

前回の記事  
ハイムひまわり放火焼死事件秘話 Ⅰ – はじめに   

 

(ハイムひまわり建設前)
①大塚平安教会前牧師夫人は、綾瀬ホームと口裏を合わせるように、大きな敷地や土地をもつ教会員に対しグループホーム建設を幅広く呼びかけています。
 ハイムひまわりはこの誘いに乗ったわけですが、断った人は少なくとも2名確認されています(座間市のОさん、綾瀬市のIさん)。また火災事故当時、他の聖音会支援施設「小町ハイツ」「夢ハイツ」がありましたが、今はどうなっているか不明の由。

(ハイムひまわり建設後)
②綾瀬ホーム園長佐竹敬氏は、建物賃貸契約と雇用契約を結んでいる志村さんに対し、パワハラ(いじめ)を始め、結果的に桂子さんの精神病院通いが始まる。
③契約更新時には、賃料、給料、待遇面でのパワハラが激しくなる。
④契約更新後から、牧師夫人の「施設は教会が引き取りますよ。」のお為ごかしが始まる。(綾瀬ホームとの共謀が明白)
⑤綾瀬ホームとの賃貸契約解消が決まって以降、ひまわりの女性入居者の態度がはっきり変わった。彼女らのパワハラが加わる。(20年4月〜5月)

(平成20年6月2日前後)
⑥放火約4時間前、「…夜間支援員は休暇で不在…1日午後10時ごろに職員が見回りをした際は異常はなかった。」との新聞発表がされていますが、その見回りの目的は内通者に対する念押しに行ったと理解できます。
Ⓐ夜間支援員長期休暇中、
Ⓑ火元物置きにあった家庭ゴミの収集日は翌日であった。
Ⓒ4時間前に来れた上述の職員は火災発生直後は現場に来ていない、計画性が明白であった事を示しています。
⑦警察は明らかに十分な情報収集捜査をせず、見切り発車的に「放火殺人事件捜査本部」を設立しました。非常識に急ぎました。桂子さんにとって致命的なことは、①前述(Ⅰ はじめに 2.「私、キレちゃったヨ」)のボタンの掛け違いに気づいてもらえなかった。 ②聖音会は姉妹施設の鎌倉保育園における児童虐待で前科一犯の施設であることが、棚上げにされたという事です。加えて他に急ぐ理由があったようです。「直近に裁判員制度が施行されるから、6月末まで事件として逮捕しなければならない。」弁護士を含む複数の人が囁いていました。
⑧綾瀬ホーム関係者は誰一人火災現場に現れなった。防火責任者はおろか、佐竹敬氏、同夫人、長男の事務長すら火災現場に現れなかった。加えて、ご夫妻の自宅と火災現場は谷越え直線距離で約400mの距離にあります。
 管理責任以前の人命軽視。これが聖音会と言う障害者ケアー施設の本質を露見させています。
⑨10月3日、横浜地検は殺人の立件は見送りながらも現住建造物等放火罪で横浜地裁に起訴しました。地裁は逮捕理由に合致していない旨、受理拒否し、「放火殺人事件捜査本部」を解散させるのが筋と思われますが、そうはしませんでした。「志村桂子は無罪」という事実を直感していたからと推定されます。

2008年10月4日 読売新聞記事
2009年12月22日 全国紙(2紙)
第6回公判を報じる新聞記事
…「刑事さんたちは全然話を聞いてくれない」を
曝露しています。

⑩志村さんは逮捕後継続して拘留、拘置されていました。そんな中、起訴後の10月22日突然横浜警友病院ICU(救命センター)へ敗血症で運び込まれ、家族は深夜2時頃「臨終間際の面会に来るよう」連絡を受け、駆けつけました。捜査本部は「殺人未遂」行為を行ったと理解する以外ないのではないでしょうか。これに対し、裁判所は拘留許可を延長し続けていたのです。裁判官の説明を求めたいものです。
⑪ソフィア横浜病院でのリハビリのおかげで志村さんは驚異的に回復、冒頭の「私の気持ちについて」を書けるレベルまで、心身ともに回復しました。受刑能力も回復したと判断されました。しかし、その10ヶ月と10日後に公判に現れた姿は廃人そのものでした。その前の7月5日に横浜拘置所でシーツで首つり自殺を図ったと報告があります。この10ヶ月10日間、検察、警察は何をしていたのでしょうか。裁判所は平成12年1月28日廃人志村桂子に「受刑能力あり」として、懲役12年の判決を下しました。

(裁判終了平成22年2月以後)
①横浜地裁相模原支部 平成22年(ワ)第626号 損害賠償請求裁判がありました。 
 判決日は不明ですが、平成23年2月22日、横浜地裁で、桂子さんが所有、且つ居住していた「6戸アパート、エスぺランサ」の土地の強制競売開始決定がなされています。後日、2,650万円で落札され、今は綺麗な3階建てワンルームマンションに建て替えられております。この前に、同地裁で桂子さんは損害賠償請求訴訟も受けたそうです。(ですが、獄中の桂子さんは、なんの対応もとっていませんし、この件を全く覚えておりません。心神喪失状態であったと想像されます。勿論1千万円近い落札金残額や、桂子さんの家具・私物が今どこにあるか、本人には今も全く分かっていません。)
②綾瀬ホームの姉妹施設である、さがみ野ホーム(綾瀬市深谷)が建て替えられています。(ある保険調査員OBの話によると、聖音会には多種多様の生命保険金、損害保険金が入っているはずだ、保険調査員ならば必ず保険金目当ての放火と判断すると断言しています。)
③日本基督教団大塚平安教会も建て替えられました。
 綾瀬ホーム、佐竹敬氏の親族と思われる男性が工事現場で度々見受けられたと言いますから、聖音会から相当の分け前があったと思われます。

次の記事に続きます。
ハイムひまわり放火焼死事件秘話 Ⅲ – 終わりに