平凡なひとりの女性の人生を大きく変えた、
ハイムひまわり放火死傷事件。

(上)消火後のハイムひまわり
(下)ハイムひまわりの看板

 2008年6月、綾瀬市の知的障害者グループホーム「ハイムひまわり」で4人が死傷する火災が起こりました。
 警察は、火災発生20時間後の6月2日深夜、参考人として施設所有者で元非常勤職員の志村桂子さんを放火犯と断定。「現住建造物等放火殺人罪」で逮捕され、「現住建造物等放火罪」で懲役12年(求刑懲役16年)の実刑判決を受けたのです。
ですが、この事件の捜査及び判決には疑問点が多く、また、罪に問われた志村桂子さんの背景、当時の行動、そして、志村さんの多くの同志や友人の嘆願書などからも、放火犯ではない可能性、冤罪が疑われています。

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 志村桂子さんは今年(2019年11月30日現在)75歳になりました。今も、栃木刑務所で刑期を過ごしています。
 志村桂子さんを救う会では、綾瀬ホーム「ハイムひまわり」で起こった火災事件について、情報を整理し、冤罪を証明するため、桂子さん自身の人となり、そして事件の背景、疑問点などをお伝えしていきます。

 人は誰しも、自分に降りかかる災厄を予想することはできません。
 「ハイムひまわり放火死傷冤罪事件」は、明確にこの事を示しており、あわせて日本の介護制度の適切なサンプルになる性格を顕わしております。
 また志村桂子さんを救う会では、数ある冤罪事件に関しても追って行きます。
さらに、子供・高齢者・知的障害者等の弱者向社会福祉施設の火災事件についても追うべきと考えております。介護(医療)は、老若男女問わず「いずれお世話にならなければならないこと」。いつまでも傍観者ではいられないからです。
 皆様の当ホームページへのアクセスが私たちにとって最大の支援であります。月一回程度は継続してホームページにアクセスいただきますようお願い申し上げます。

志村桂子さんが行っていたボランティア活動の様子。

志村さん(上列中央)とボランティア仲間(フィリピン)
サンパウロ訪問時の志村桂子さん
志村さん(前列右から2番目)とボランティア仲間(フィリピン)
2002年度日本キリスト教婦人矯風会評議委員会・全国大会